ヤマトシミ
ヤマトシミCtenolepisma villosa
シミ目シミ科
・190912
場所:大阪府の北にある家のトイレ
体長:9.5mm(触角・尻尾のぞく)
同定参考:
ヤマトシミだろうなと思いつつ、ちゃんと同定してみる。
1. 胸部・腹部の背板の剛毛は単一で存在(→わかりづらい)、頭部前端は直線的(→わかりづらい)、頭部の剛毛はあまり多くない(→多く見える)、第10腹節背板(最後端の背板)は長い台形(→違う)・・・・・・セイヨウシミ ではない(>2へ)
2. 体を覆う鱗粉は一様に銀色~黒灰色である(→たぶんそう)・・・・・・>3へ
3. 腹部では中程が最も太い、ずんぐりした体形・・・・・・ヤマトシミ
- 腹部が最も広く尾端に向かって徐々に細くなる体形・・・・・・???
3番の判断基準が微妙すぎて断念。これ両方とも当てはまるんですが。一応3でYesになると、ヤマトシミ。3でNoになると
・オナガシミ(体長13-15mmで、当個体より大きい)
・セグロシミ(触角の縞模様が無いので違う)
・クロマツシミ(尻尾に縞模様が無いので違う)
と3種が出てきますが、どれも違うように見えますので、ヤマトシミで良さそう。
という、煮え切らない結果になってしまいました。ネットで調べても、意外と種の識別は難しいようですね。
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