「関聯」した出来事

■読めなかった漢字シリーズ

関聯...かんれん

これが、今日までのこの妙な出来事に関聯したことの日記です。

フランケンシュタイン』マリー・ウォルストンクラフト・シェリー著宍戸義一訳

 

普段使う「関連」と同じ。

聯という字は、

  1. つらなる、つらねる
  2. 律詩における一対の句
  3. レン。対句を分かち書いて、左右の柱に相対してかけるもの
  4. 役所の事務を連合して助け合うこと
  5. 周代の戸口制度の名

だそうです(『漢語林』より)。

成り立ちは会意文字で、「耳」と「並んだ糸(糸糸)」から。

古代の戦争で勝者が敵の左耳を切り取り並べたことと、糸が連なる様子が組み合わさって成立しているそうです。意外にも物騒な字です。秀吉の耳塚を思い出します。

部首は「耳」ですが、すべてがこの由来ではなく、例えば「職」の場合、さとく聞きわきまえるという、本来の耳っぽい意味になります。

フランケンシュタインを読み始めたのは、最近ナウなヤングにバカウケFGOで水着フランちゃんを引き当てたので、ちゃんと元を読んでおかんと…となったのがきっかけ。青空文庫で無料で読めますが、訳のせいか読みにくいぞ!