虫趣味をより気軽に

虫を趣味にする際、「フィールドに虫をとりにいく」が基本となると思います。ここで下記がネックになるんかなと思いメモ

  1. フィールドまでの交通手段、交通費
  2. 虫を撮る道具
  3. 虫を捕る道具
  4. 捕まえた虫の処理
  5. 標本作成
  6. 種の同定

この中でお金が掛かっているのは2番の撮影機材。

と言っても、OlympusのTG3を片手に撮影しているのでとても楽。今は後継機のTG5が出ています。 

 目玉は気軽に「深度合成撮影」が出来るところでしょう。小さい虫の接写には、別売りのLEDリング(後継機ならディフューザー?)が必要です。

 

「虫を捕る道具」は、プラスチックチューブや乾燥させたペットボトル、ジャム瓶など。別にチョウチョやトンボにさほど興味がないので、虫取り網は持っていません。その辺の葉っぱに留まっている小さな雑多な昆虫を捕まえる分には、今のところこの装備でOK。強いて言えば毒瓶を一つ作って持っておくと、肉食性の昆虫が他の昆虫を食べてしまうといった事故が防げます。 

 こういうのとか便利。

 

「捕まえた虫の処理」一見面倒くさそうですが、自分は冷凍庫に上のチューブごと放置。

 

「標本作成」に必要な道具 

昆虫針

志賀昆虫 3号 100本 有頭シガ昆虫針 昆虫 標本用品

志賀昆虫 3号 100本 有頭シガ昆虫針 昆虫 標本用品

 

やはりこれが安定。有頭(針じゃない方が少し丸くなっている)の方が、針を虫に刺す時やラベル貼り付けなどの作業時に指に刺さらない。0号(虫体に直接ぶっ刺す用)と3号(台紙や巨大な虫にぶっ刺す用)を買っています。

 

平均台 

志賀平均台:並

志賀平均台:並

 

はい。平均台は虫を刺す位置(高さ)、ラベルの高さなどを統一させることができ、標本箱に並べた際に見栄えがとてもよくなります。

 

防虫剤

百均で箪笥に入れる袋状のものを買っています。

 

標本箱

標本箱といえば、ドイツ箱。しっっかりと蓋が閉められるので、標本の保存性は抜群(と聞く)

しかしドイツ箱は重いし何より高い! 

したがって、手作りで取り敢えずやり過ごしています。

百均の空き箱+百均のアクリル板+百均のスチレンボードぽいやつ

を組み合わせて、こんな感じになっています。

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工作技術が低いですがまあ形にはなっています。アクリル板貼り付けには強力な接着剤を使用するのがよいです。ちなみに空き箱を購入すると小さな乾燥剤が入っているので(入っていない箱もあるので、予め中身を確認しよう)、そいつも箱の片隅にピン留め。

前述の防虫剤も乾燥剤同様にピン留めしていたのですが、ボードを溶かしてしまい、

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こんな感じになってしまいます。よろしくない。。

発泡スチロールだともっとグニャグニャになります。コルク材とかに変えたほうがいいのだろうかと検討中です。

根本的な懸念点としては、蓋がカパカパ。ラップか何かで巻き付ければ密閉度向上が図れそうですが、今のところ特に何もしていません^^

 「種の同定」

検索表形式の図鑑はとても高い。幅広く虫を取っていると、とてもじゃないが揃えられません。

インターネットで検索表PDFが大量に落ちている昨今。ドンピシャな資料があればラッキー!その他は「各掲示板で尋ねる」「図書館の図鑑を使う」といった方法があります。

しかしまあ、わからないものはきっぱりと「わからん」とした方が精神衛生上よい(よくない)

 

 

まとめ

一見ハードルが高そうな虫趣味ですが、お散歩がてら虫を捕まえて、なんとなくコレクションするだけでも楽しいので、みんなポケモンGOなんかよりも虫取りをしましょうってことです。