ひそねとまそたんはいいぞという話 - 虻も蜂も取りにいこう

今年の1月、家族で岐阜にある「かかみがはら航空宇宙博物館」に行きました。

コーションマークとか、タイヤの収納機構とか、いいですよね。
（航空機はまったく詳しくないですが）

博物館内にてアニメ立て看板を発見

「ひそねとまそたん」かあ。名前は聞いてたけどネトフリとかの独占配信だったから見れてないんだよね。こういうタッチの絵すきだわあ。実家で録画してるはずだから見とくか。

・・・→　見ました。めちゃいいですね！

まそたんかわいい！

脚本が岡田麿里だからか、ぱっと見ハートフルの中にズキズキと心に重く来るストーリー。

主人公の「ひそね」がドラゴンの搭乗員になってしまう話なのですが、

・搭乗のたびに食われて丸のみ。コクピットは”胃”。降りるときはリバースとともに。

・ドラゴンは戦闘機に擬態。擬装を纏い戦闘機に変形

・エンディングテーマはフランス語

おとこのこのロマン？がぎゅうぎゅうと詰まっています。少なくとも自分にはとてもよく刺さりました。

と、いうわけで監督樋口真嗣氏の講演会のために再び航空宇宙博物館へ行きました。シンゴジラやガメラなど特撮の人というイメージがありますが、今回アニメは初監督とのこと。

以下講演会メモ

・ガイナックス作品「オネアミスの翼」にて助監督。航空系などの調べものを担当したことから色々興味を持つように。

・自衛隊基地を取材したときに「立ち入り禁止！」という看板を多く見た。「何か秘密のモノでもあるのでは？」という妄想が、後にひそねとまそたんにつながる

・ガメラで自衛隊戦闘機が負けるシーンを作りたかったが、先方からNGが。

・シンゴジラでは自衛隊が（ちょっと）活躍、ありがたがられた

・まそたんは最初いかつい見た目だったが、ひそねのキャラにも合うように今のかわいらしい感じに。ぐっじょぶ

・「続きは、、これ言っていいの？（ステージ裏に居る誰かに声かけて）言えませんっ」どよめく会場

最後はサイン会。

これにサインしてもらえました。やったね！

ひさびさにクリエイター愛を感じる作品でうれしかったです。

めっちゃかわいい、ほしい