骨はどれも笑って見える
今日は小田隆さんの展示会に行ってきました。
人を含む動物の骨から、古生物の復元絵を描いたりしているスゲー人です。
きっと昔読んだ図鑑などにも絵が載っていたのでしょう(?)
以前三重県立総合博物館に行った時も小田隆さんの絵がたくさんあって驚きました。
前歯と奥歯の間が広く空いています。上あごの前歯は無い?頸椎が一つ一つ長いことがわかります。
頭だけ。写真で見ると余計に写真みたいです(意味不明)。
会場外から入口に進むと正面から出迎えてくれる大きなサイ。圧巻です。
一番印象に残った頭骨絵。前歯しかり、歯が収まる骨しかり、筋肉がついているのであろうスペースしかり。立派です。
展示スペースには珍しくクロッキーの山が展示してあり自由に閲覧することができました。
たくさんのクロッキーと丸の中に5や15などの数字。5分や15分で描いたぞ、というメモらしいです。やっぱりこういう日々の練習は大事だなあ!と痛感しました。
ちなみにこの日は小田隆さん本人による講演会が開かれました。
講演の中で気になる話題、「恐竜の色」について。
恐竜の化石はもっぱら骨なので、体表の色素はわかりません。
しかし羽であれば色素が残っていることがあり、縞々模様をしていたとか派手な模様だった、くらいはわかるようになってきたようです。
恐竜は鳥類に縁があるため、現存する鳥類のようにカラフルだった説があります。
あとは生活環境へのカモフラージュや群れで居たかどうか。体の大きさから熱の吸収などの観点から色が黒っぽかったとか白っぽかった、などを類推するようです。
最後はガチャピンの骨と、ムックがカニとイソギンチャクの合体した生物だというおまけ話で終わりました。
みんなも絵を描こう!